中古で買ったN-ONEを本格運用するために行った整備と、その結果
- N-ONE JG1 ターボ
- 15万キロ
- 13年経過
目的
- 中古車を買ったから、本番運用は劣化を戻してからにしたい
- 13年15万キロだから、消耗品の劣化によって性能が落ちているに違いない。
- だから消耗品を交換すれば性能が上がるはずだ。
- 高額故障の場合はすぐに廃車にしてもかまわない車だから、故障予防・寿命延長は主目的でない。
- 2年後の車検時期で売却・処分する予定である。
- DIY整備の練習台として用意したので、いろいろ試してみる。
「内部では改善してるかもしれないが、走りの気持ちよさに寄与しないなら低評価」である。
結論
- 五感ですぐにわかる整備は本当に効果が大きい
- エアコンの臭い、ヘッドライトの明るさ、NVH改善、など
- 今回は実施していないが、オーディオ、サスペンション、異音修理、シートやステア交換なども
- エンジン・駆動系の整備は、体感できるほどの効果がないことが多い
- 加速が足りなければ無意識のうちにアクセル踏み足すだけ
今回は運よく前オーナーが手入れしていた個体だったから、変化が分からなかった。
次はもっとボロい車で試そう。
- 良好な車に対して整備・予防交換を行っても性能向上は体感できない
- 予防交換で性能向上して気持ちよくなるという思い込みと希望を捨てろ。どうせ何も変わらない
- 手間と金をかけた分だけ性能が上がるわけではない
- サーキット・峠で限界性能でカチ回すなら性能向上がわかるかも
- エンジンパワー使い切らないなら、ピークパフォーマンスの劣化はわからない
- (体感できないなら金の無駄では…?)
- でも確実に寿命は延びているはず
- 故障の不安が減る
- 安心感が得られるので、長距離旅行に使いやすくなる
「近いうちに手放す予定だから、使ってるうちに壊れなければよい」「いつ壊れても構わない」なら、真面目に整備する必要はないだろう。
しかし、「これだけ直したんだから安心して長距離・高速・山道とかに使える」「道具として使い倒してやろう」という気持ちになる。
実施内容と結果
性能向上が体感できた
- タイヤローテーション 0円 [性能向上★5]
- ステアリング少し右に切らないと直進しない症状(センターズレ)が直った。なんで?
- タダで直る見込みがあるからセンターズレで悩んでる人はすぐに試すべき
- エアコン洗浄(エボパレーター洗浄スプレー、ブロアファン水洗い) [性能向上★5]
- 異臭と残留した芳香剤臭が消えた。
- HIDバルブ交換 3000円 [性能向上★4]
- 意外なことに、車検通ったばかりでも中古バルブでは明るさは落ちている。新品に交換すると明るくなった。
- CVTフルード交換(1回目) 6000円 [性能向上★3]
- 回転数を上げなくても十分に加速するようになった
- 加速時に低い回転数でトルクで引っ張るような感覚に変化
- イエローのハロゲンフォグランプに交換 [性能向上★2]
- イエローフォグすき
- エンジンオイルを高いやつにする 6000円 [性能向上★1]
- WAKO’S PROSTAGE-S 0W-30
- わずかにエンジンが静かになり、振動が減った(NVH改善)
- でも軽では他の騒音源が多いから、費用対効果は悪い
- ターボ・CVTでは回転フィール・加速感の違いは分からない(MTならオイルの違いがわかる)
★5: 最高の結果。非常に満足
★4: とてもよい
★3: いいね
★2以下: 違いはあるけど大したことないね。金に余裕あるならやれば?
本当に予防修理
- 冷却水・サーモスタット・ラジエーターキャップ交換 5000円
- ブレーキフルード交換
交換しても性能・体感は変わらないだろうと予想していたもの。
予想通り性能に変化はなかった。
むしろ、交換で違いが分かるほどに劣化していたら非常にマズい。
性能向上がわからなかった
-
PCVバルブ交換 4000円
- 詰まって固着してた
- オイル漏れ予防効果があるはず
-
点火プラグ交換 6000円
- 外したプラグは寿命前で、まだ使えそうだった
-
PEA燃料添加剤 FCR-062 1000円
- ピストントップの汚れは落ちて綺麗になったのはファイバースコープで見たけど、運転して違いは分からない
-
CVTフルード交換(2回目) 6000円
- 1回交換で十分。交換2回目では変化がない
-
スロットル洗浄 500円
-
インタークーラーを灯油で洗う 500円
-
エアコンオイル添加剤 4000円
-
エアクリーナーエレメント交換
-
燃料をハイオクにする
走行距離15万キロのため、消耗品類は非常に劣化しており、交換によって性能向上が得られると予想していた。
しかし、これらの項目は性能向上が見られなかった。
目的が性能向上なら無駄な浪費だ。
(故障予防や寿命を延ばす効果はある)
今回の車は、もともと調子が良く、これらの消耗品はまだ使える状態のものが多かった。
整備簿が失われているため詳細不明だが、交換で外した部品を目視したところ残存寿命は十分にあり、良好な周期で交換されていたと思われる。
なので、使える部品を捨てている予防交換状態だ。
そういう状況では、性能向上は体感できないことがわかった。
メンテナンス不足の車なら性能向上する見込みはあるだろう。
軽ターボCVTなので、公道ではエンジンのピーク出力はまず使うことは無い。
3000回転より下で、与えられた仕事のほとんどをこなす。
CVTだから、加速が足りないと思ったらアクセルを踏み足すだけである。
踏み足しても、せいぜい3000rpmで要求した加速性能が得られる。
無意識のうちにアクセル踏み足すから、加速が悪いことには気が付かない。
なので、高回転フィーリングやピークパワーが劣化してても、わからない。
ターボとCVTは、多少の性能劣化を巧妙に隠す。
しかも、エンジンの多少の摩耗や汚れはECUの学習とフィードバック制御で補正される。
サーキット・峠で限界性能でカチ回す状況でもないと気が付かないのではないだろうか。
MTなら、バイパスを転がすだけで調子悪いのが意外とわかる。